3つの症状を分ける
- 片流れ:車が片側へ流れ、常に修正が必要。
- 戻り不良:旋回後にハンドルが滑らかに中心へ戻らない。
- ハンドル位置ずれ:直進はするがハンドルが傾いている。
診断の順序
- タイヤ:空気圧、偏摩耗、サイズ違い。
- アライメント:トーは安定性と摩耗に影響、キャンバー差は片流れ、キャスターは戻りに影響。
- 連結部:タイロッドエンド、ボールジョイント、ブッシュ、ラックマウント。
- ラック:曲がったラックシャフトや内部漏れ。多くは異音や漏れを伴う。
- 電動式:ラックやコラム作業後の舵角ゼロ点キャリブレーション。
ラックを疑う条件
- アライメントが正常で、ジョイントとタイヤも除外済みなのに片流れが残る。
- 片流れに異音・漏れ・アシスト異常が伴う。
- 事故や下回りの衝撃でラックシャフトの曲がりが疑われる。
注意
- 緩んだ部品を直してから測定する。順序を誤ると数値が狂う。
- ラック・タイロッド・サスペンションアーム交換後は再測定する。
- 数値はメーカーの基準に従う。
